八百万 blog

いろんなことを気ままに投稿します

軍隊がなく世界一幸せな国 コスタリカ

コスタリカ

中央アメリカ南部に位置する共和制国家。北にニカラグア、南東にパナマと国境を接しており、南は太平洋、北はカリブ海に面している。首都はサンホセ

コーヒーの輸出でも有名ですね

 

f:id:classicvoice:20200709220108j:image

 

この国は1949年憲法により常備軍を廃止

70年以上非武装を貫いているとされています

 

 

 

日本人で軍隊を持つべきだという人たちには見習ってもらいたいものです。

 

 

 

ではどのようにしてこのコスタリカが軍隊を廃止していくことができたのかコスタリカの歴史を少し紹介します

 

1821年の独立時は中米で最も貧しい地域の一つでしたが、50年後の1971年アメリカ人のマイナーキース(ユナイテッドフルーツ社現チキータの創業者)がバナナを輸出。

 

その後ユナイテッドフルーツ社が支配するとコーヒー、バナナの生産、輸出がコスタリカの経済基盤になります

 

しかし1927年コーヒーやバナナの値段が大暴落によりコスタリカの経済がガタガタになってしまい、その2年後の世界恐慌でとどめを刺されることになってしまいます。

 

1933年不況により首都のサンホセで大暴動

 

国民共和党もコーヒー保護協会の設立、農業労働者の最低賃金導入など失業対策費を3倍に増加させ対策をします。

 

その結果少しずつ景気は回復していきます

 

 

1939年第二次世界大戦勃発

欧州市場が閉鎖

 

これによりコスタリカはまた不況に陥ります

 

1940年リベラル派のカルデロン大統領が誕生し、社会保障制度、生活保護制度など福祉国家の基礎を気付きあげますがこれに対して富裕層は激しく反発します

そして1944年にはカルデロン派のテオドロ ピカードが当選

 

これに対し反政府勢力による爆弾テロが頻発することになります

 

このようにカルデロン派と反カルデロン派が対立する中1948年反カルデロン派のラウテが大統領に選ばれます

しかし議会の多数を占めているカルデロン派はこの大統領選は無効だと宣言

 

こんな中、国内がこのように無秩序状態になってることに嫌気をさした大地主ホセ フィゲーレス フェレールが民主主義を守るため外国人部隊を率いて国民解放軍を作り武装蜂起しコスタリカ内戦が始まります

 

約1ヶ月間の戦闘で4000人以上の死者を出し国民解放軍が政府軍を撃破

 

カルデロン派を追放しフィゲーレスが首班に就任

 

こんな簡単としたコスタリカを立て直すためフィゲーレスは既存の支配権力を排除

 

そのうちの一つとして過去に政治的混乱の要因となっていた軍隊を廃止します!!!

軍隊を持たない国家の成立です!

 

もともと軍隊の担っていた仕事は政府が管理できるよう武装警察に移管

これ以降軍事クーデターは起こらずにすみました

 

ちなみにこの武装警察すごいんです!

コスタリカと陸続きの国ニカラグア

コスタリカの旧政府軍にニカラグアが支援しコスタリカに侵攻した時はこの武装警察が一瞬にして撃退

元政府の大臣エドゥガル ガルドナのクーデターも鎮圧

 

ちなみにフィゲーレスはある程度体制変革の目処がついた1949年11月フィゲウラテの大統領就任を認め自らはいったん退陣します

 

現在軍隊を持たない国家のコスタリカ憲法では

大陸間協定もしくは国防の時のみ軍隊を組織することができる

有事の際は徴兵可能となっており

武装警察は人口の約0.2%の8000人

治安警備隊は対戦車ロケットも保有

武装警察に対する予算はなんとニカラグアの軍事予算の約3倍と言われています

(ちなみにニカラグアは周辺地域ではかなり強い軍隊を持ってると言われています)

 

こんな“軍隊”を持たない国を目指して憲法9条を守っていきましょう!